2018.06.18
今年の「父の日」は6月17日でした。
プレゼントは何を贈りましたか?
父の日プレゼント商戦は「母の日に比べて規模も予算も少ない」といわれています。
母の日の市場規模が2377億円(※)であるのに対し、父の日は1825億円。
(※2005年の第一生命の調査)
しかし『父の日マーケット』は母の日に比べて、市場性が小さいと考えるのではなく、
むしろ「伸びしろ」があると考えることも出来ます。
この5月に楽天が発表した調査によれば、今年の父の日のプレゼント予算の平均は6294円。
昨年実施した同調査より1000円以上高くなっています。
父の日プレゼントといえばポロシャツ、ネクタイ、お酒などが定番ですが、
●お酒などの大手通販の『カクヤス』が父の日ギフト特集を打ち出して話題に。
●ブロードウェーミュージカルの鑑賞券にワイン付き『父の日チケット』が発売。
・・・といった話題性や変わり種も。
現在、『父の日マーケット』は確実に拡大しています。
あらゆる業界が父の日に注目しています。
■世間でよく言われている「コップの水理論」
コップに入った水を「『もう』と捉えるか『まだ』と捉えるか?」の違いについて述べたものです。
経営学者のドラッカー氏は、コップの中の水が「もう」から「まだ」に変わったときに、
「イノベーションが生まれる」と言います。
今日は父の日と母の日を比べて、「市場」のとらえ方をお伝えしました。
もう市場は広がっていると捉えるか、まだ市場は広がっていないと見るか・・・。
今回のお話から仕事のヒントを見つけて、見方を変えませんか?